当番世話人挨拶

第24回CTサミットへのお誘い

第24回CTサミット当番世話人
村上 克彦(福島県立医科大学附属病院)

第24回CTサミット当番世話人を務めさせて頂く,福島県立医科大学附属病院 村上です。皆様におかれましては,COVID-19感染症と向き合いながら,様々な患者さんの医療に献身的に取り組まれておられることと存じます。心から敬意を表し,感謝申し上げます。

昨年は,CTサミット巡回開催地として,初めての地にあたる新潟市での開催を目ざして鋭意準備を進めていましたが,COVID-19感染拡大の状況を考慮しやむなく延期を選択致しました。今年こそはと対面開催を期待しておりましたが,残念ながら状況に大きな変化がないことから,やむなくWeb開催を選択いたしました。

CTに関する様々な技術は,25年間のCTサミットの歴史と共に飛躍的に発展してきました。近年は,広範囲撮影や詳細な3Dデータを手軽に利用する事が出来るようになりましたが,CT検査数や撮影範囲は増加の一途をたどり,医療被ばくが話題となっています。
今回は,大会テーマを「生かせ! Volume data ~Future Technology for Surgical Support~」と設定し,気軽に取得できるようになったとはいえ,リスクベネフィットの中から取得した貴重なVolume dataを,「しっかり活(生)かせていますか? 無駄に殺していませんか?」,近未来の手術支援をキーワードに熱く語りたいと思い企画しました。特別講演には仮想現実(VR)を用いた手術支援で情熱大陸にも出演経験のある杉本真樹先生を予定しております。
実行委員長の新潟大学医歯学総合病院 能登義幸さんをはじめ,新潟CTテクノロジー研究会世話人の皆様と,アルビレックス新潟のイメージカラーである日本海に沈む夕日の「橙」と日本海の海の色「青」をあしらったCTサミットシャツ(新潟モデル)を着て皆様の参加をお待ちしております。勉強の後は,全国のCT好き仲間と仮想空間「oVice」(https://ovice.in/ja/)で懇親を深めませんか。このサミットでは,新たな懇親会の方法も提案します。

多くの皆様の参加をお願いいたします。

この機会,「生かす」も「殺す」もあなたしだい・・・・

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