代表世話人挨拶

代表世話人 船間 芳憲
熊本大学大学院生命科学研究部 医用放射線科学

CTサミットを牽引された世話人の多くが退任の運びとなり、この度、新しく代表世話人を務めることになりました。一言ご挨拶させていただきます。
歴史あるCTサミットは、前代表である辻岡勝美先生を中心に発足し、1997年に名古屋市で第1回の学術大会が開催されました。それ以来CTに関して多角的な視点より基礎的な技術や臨床応用など、時代のトレンドに即した、さまざまな話題に取り組んで参りました。おかげさまで2023年に開催される学術大会で第26回目を迎えます。
現在、私どもが使用しているCT装置は、ハイエンドな画質や機能を提供しながら、さらに日進月歩で技術が進歩しており、イノベーションを創出しています。そのため、新しい価値観や考え方、柔軟な発想力も取り入れてイノベーションの機軸となることが、CTに携わる私どもにとって重要な責務であります。このような状況でCTサミットは、皆様のご要望にお応えできるよう、今後もより一層の尽力に努めて参ります。元来CTサミットは職種の垣根を越えて、CTをこよなく愛する方々の自由なアイデアや、日々の研鑽を共有できる空間であると、勝手ながら自負しております。加速度的な時代の変化にも即応しつつ、CTサミットの強みを生かした独自性の高い運営を今後も継承していく所存でございます。 引き続き、皆様のご協力を賜りますよう、切にお願い申し上げます。

※ 「全国X線CT技術サミット」は,2012年より「CTサミット」に名称が変更になりました。

Page Top